世界の中心で愛をぼやく|成功体験にぼやく ~でも覚えているのは挫折~

セカぼや

どうも、イケオジ風観光案内人のぶるさんでございます。

今日は、日本酒を2杯ほどいただいた、ほろ酔いの夜にふと思いついた話をします。

エッセイというほど立派なものではなく、
ただのぼやきなので、気楽に聞いてやってください。

日本酒を2杯飲んだ夜、成功体験の記事を読んでいた

その夜、ネットをぼんやり眺めていたら、
成功体験をまとめた記事が目に留まりました。

「こうしたら、うまくいきました」
という話って、読んでいて気持ちがいいんですよね。

すごいなぁ。ええなぁ。
読んでいるうちに、こっちまで前向きになってきます。

……ところが、です。

読み終わったあとの感想は、だいたい
「良かったですねぇ」
で終わってしまうんです。

「で、そこに至るまでに何があったの?」
という部分は、記事の中に意外と見えてこない。

(ここ、わりと大事なところだと思うんですけどね。)

最初に断っておきますが、
成功体験を否定したいわけではありません。

ただ、のぶるさんの肌感で言うと、
心に残っているのは成功した話より、
失敗や挫折をした話のほうなんです。

……という前置きで、今日はぼやかせてください。

若い頃は、なんでもうまくいっていた

若いころののぶるさんは人生舐めてましたね。

ここで、ちょっとイラッとされるかもしれない話をします。

のぶるさんの若い頃は、
なんでもかんでも、わりとうまくいっていたんです。

自分が思っているとおりに進んでいる。
正直、そう感じていました。

(石を投げられても仕方のないところです。)

いま思えば、あの頃ののぶるさんは、
調子乗りまくりの若僧でした。

いや、「かもしれません」ではありません。
調子にのってました。

イケオジ風どころか、ただの勢いだけの若僧です。

いまの自分が当時ののぶるさんに会ったら、
ひとこと言いたくなるくらいです。

……ただ、そんな時期がずっと続くほど、
人生は甘くありませんでした。

会社がつぶれた日、自分の成果ではどうにもならなかった

会社がつぶれる。
そう告げられたのは、会長(妻)と結婚して、半年ほどのことでした。

どんなに自分が成果を出していても、
大本の支柱が崩れてしまえば、どうにもなりません。

こればっかりは、本当にどうしようもなかった。

頭は真っ白でした。
でも、それ以上にぐるぐる考えていたのは、
「会長(妻)に、なんて言おう」ということです。

家に帰って、話をしないといけない。
そう思って口を開いたら、情けなくて、涙が出てきました。

出てくる言葉は、ひとつだけ。

「ゴメン」

それしか、出てこなかったんです。

そのあとは、もうマジで泣いていました。

ちなみに、のぶるさんは家では、
泣くことなんかない悪魔みたいな立ち位置らしいです。

その悪魔が、ボロボロ泣いている。

会長(妻)も、さぞ驚いたと思います。

すると、会長(妻)は、
けっこうあっけらかんと言いました。

「お疲れ様。なら次だね。」

罵られることも、悲観されることもなく、
ただ、先を見ている。

この一言に、どれだけ助かったか。
前を向けた一番の理由は、間違いなくこれです。

……まあ、今では、
心をつぶされることのほうが圧倒的に多いんですけどね。

「うまく渡っていく人」に見えていたらしい

この話を、あとになって周りの人にすると、
たいてい驚かれます。

のぶるさんは、なんとなく
うまく世の中を渡っていく人に見えていたようで、
「え、のぶるさんが?」
という反応が返ってくるんです。

少なからず、インパクトがあったみたいですね。

(若僧の頃の調子乗りが、いい仕事をしていたのかもしれません。)

でも、外からどう見えるかと、
中で何が起きているかは、まったく別の話です。

涼しい顔をして渡っているように見えても、
足元では、土台ごと崩れていたりする。

人の成功談の裏側にも、
きっと、見えていないものがあるんでしょうね。

「このおっさん、何言ってんだ」と思っていた

若僧の頃ののぶるさんは、
年上の人に何か言われるたびに、
こう思っていました。

「なんで、こんなことをしなきゃいけないんだ」
「何言ってんだ、このおっさん」

正直に言うと、
そう思っていた記憶しかありません。

……いや、本当に、それしかなかったかもしれません。

ところが、です。

不思議なもので、
この年になってくると、
あの頃に言われた言葉が、やたらとしみるんですよね。

あのとき聞き流した言葉ほど、
あとになって、じわじわ効いてきます。

今年で46歳。
四捨五入したら、もう50です。

のぶるさんも、がっつりおじさんになりました。

あの頃の若僧に聞かせてやりたいですが、
たぶん、あの若僧は聞き流します。

成功体験の裏側を、想像してみる

失敗もこれからの成功の糧となる!

ここまで、さんざん自分の恥をさらしてきましたが、
言いたかったことは、ひとつです。

のぶるさんは、
挫折は、なるべく早めに経験したほうがいいと思っています。

成功体験は、前向きになれますし、聞くのも楽しい。
そこは本当に、変わりません。

ただ、その成功体験は、
たぶん、失敗や挫折の中から生まれてくるものなんですよね。

だから、成功体験だけを鵜呑みにしてはいけない。

「そうは言っても、本当はこんなに苦労してるんだろうな」
そう想像できるようになると、
人の話の聞こえ方が、ずいぶん変わります。

その想像が、自分の糧になる。
そして、これからの自分のプラスになる。

……と、柄にもなく真面目なことを言ってしまいました。
日本酒2杯の力、恐るべしです。

この話が、どこかの誰かの、
ちょっとしたプラスになればうれしいです。

では、次の探訪でお会いしましょう。

▶ 昨日したはずの充電に、のぶるさんがぼやいてみた

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