どうも、イケオジ風観光案内人のぶるさんでございます。
仕事終わり。
その日は他の探訪取材もすでに終えておりました。
しかし、最後にどうしても見ておきたい場所がひとつあったのです。
「せっかくだし、あそこまで行ってみるか」
そんな流れで車を走らせました。

向かった先は、岡山県倉敷市にある絶景スポット、
鷲羽山展望台。
福山から比較的近いのに、実は一度も来たことがない場所。
名前は知っている。
有名なのも知っている。
でも、どんな場所なのかは――
ほぼ前情報なし。
この時の私はまだ知りませんでした。
この探訪が、“軽い締め”では終わらないことを。
鷲羽山展望台とは|瀬戸内屈指の絶景スポット

鷲羽山展望台は、瀬戸内海と瀬戸大橋を一望できることで知られる名所です。
瀬戸内の島々と橋が織りなす景色は、「日本夕日百選」にも選ばれるほど。
観光客はもちろん、写真愛好家にも人気の高いスポットでございます。
……と、ここまでは事前に知っていた“情報”でございます。
問題は、
そこに至るまでの過程を、のぶるさんがまったく知らなかったこと。
軽い気持ちで来た男を待っていた“絶望の階段”

駐車場に車を停めた時点では、
正直こう思っていました。
「まあ、2〜3分歩いたら展望台で絶景イェーイでしょう」
しかし、案内板を見た瞬間。
その甘い考えは粉々に砕け散ります。
第二展望台まで——そこそこ歩く
第一展望台まで——11分

そして目の前には、
堂々たる階段。
しかものぶるさんはこの日、仕事終わり。
装備は完全に“スーツ&革靴”。
登山の「と」の字も想定していない装備でございます。
階段を見上げながら、心の中でこう呟きました。
「……これは、聞いてない」
「仕事帰りの急な探訪でも、車に一足『歩ける靴』があれば。軽量で場所を取らないウォーキングシューズは、イケおじ探訪者の必須装備です。
しかし、ここで引き返す選択肢はありません。
なぜならのぶるさんは——
イケオジ風観光案内人でございますから。
第一展望台到達|だが、ここはゴールではなかった

息を切らしながら、なんとか第一展望台へ到着。
達成感。
充実感。
そして、目の前に広がる瀬戸内の景色。
「よし、ここがゴールか」

そう思った、その瞬間。
視界の端に入る、ひとつの案内板。
——この先、さらに展望ポイント(※山頂)あり
「……え?」
つまり、ここはゴールではない。
むしろ、
通過点。
しかも「気を付けてってらっしゃい」って。
頭の中では、撤退と前進が激しく衝突しておりました。
革靴。
仕事終わり。
体力の限界。
しかし、それでも。
「ここまで来たなら、山頂まで行くか」
その一歩が、
さらなる試練の始まりでございました。
山頂到達…のはずが、まさかの事実

山頂から見下ろす瀬戸大橋の圧倒的なスケール。この距離感を美しく切り取るには、やはり望遠に強い一眼レフの出番です。
▶︎ [カメラのキタムラで、絶景を捉える望遠レンズ・一眼レフを探す]」最後のポイントにたどり着いた時、
そこには確かに素晴らしい景色がありました。
達成感は十分。
やりきったという満足感もありました。
しかし、同時に違和感も心の中にありました。
「……あれ?」
来る途中、
一度“下り”があった気がする。
つまり。

山頂を、すでに通り過ぎていたのでございます。
これはもう、
案内板が悪い。
非常にわかりにくい。
登りきったというか、最後まで歩いたという達成感のあとに訪れる、
静かな事実の発覚。
その頃の私は、
もはや景色を堪能する余裕はありませんでした。
気分はまさに、
顔が汚れて力が出ないアンパンマン状態でございます。
それでも見た景色には、確かな価値があった

体力は限界。
足は震え。
革靴は完全に場違い。
それでも。
目の前に広がる瀬戸内海と瀬戸大橋の景色は、
確かに特別なものでした。
ここまで登った者だけが見られる景色。
それは単なる観光地の眺めではなく、
“到達した者のご褒美”のような景色でございました。
帰りの運転では、
足がプルプルと小刻みに震えておりましたが、
それでも心の中には、
不思議な満足感が残っていたのでございます。
「鷲羽山での激闘の後は、近くの温泉宿で足を伸ばしてゆっくりと。絶景の余韻に浸りながら、至福のリカバリータイムを。
▶︎ [鷲羽山・児島エリアの温泉自慢の宿をじゃらんで予約する]まとめ|鷲羽山展望台は“覚悟して登る”絶景スポット

鷲羽山展望台は、
ただの展望台ではありません。
そこは、
軽い気持ちで訪れた者の覚悟を試し、
それでも登りきった者にだけ絶景を見せてくれる場所。

だが、これだけは伝えなくてはならいことがある!
「絶対に革靴で挑む場所では間違いなくない。」
しかし、登った先には確かな価値がある。
もし訪れるなら、
ぜひ歩きやすい靴で。
そして、少しの覚悟を持って。
その先にはきっと、
瀬戸内の本当の美しさが待っているはずでございます。
では、また次の探訪でお会いしましょう。


コメント