のぶるさんの焚き火の前だから話せる小話|一歩目から失敗したキャンプの話

焚き火小話

どうも、イケオジ風観光案内人のぶるさんでございます。

人はみな、失敗から大きく成長するものであると、
偉い人が言っていた……気がします。

のぶるさん自身、それは確かにそうだなと思うことが多いんです。
だって成功したことよりも、失敗したときのほうが、やけに鮮明に覚えているから。

キャンプも同じ。
設営の仕方、焚き火の扱い、腰への配慮。
どれもこれも、だいたい一度は地獄を見て学んできました。

そしてもうひとつ。
キャンプ地に一歩足を踏み出すときの大切さも、身をもって知ることになります。

前日が大雨、当日は快晴

あの日のキャンプ場はこんくらい晴れていたな!

あれは、前日が大雨で、
翌日は雲ひとつない快晴になった日のことでした。

その週は以前からキャンプの予約を入れていたのですが、
予報はずっと雨。
正直、中止も考えるくらいの天気だったんです。

それが前日の大雨から一転、当日はまさかの快晴。
このときばかりは、
「日頃の行いって大事だな」と、都合よく感謝しました。

もっとも、前日が大雨だったので、
地面や足元には注意しないといけない。
頭では、ちゃんと分かっていたんです。

上機嫌が招いた「ズボッ」

あの時はいい場所が確保できたなと上機嫌でしたわ。

そのキャンプ場は、荷下ろしまでなら
サイト内に車を乗り入れられる場所でした。

車を走らせながら、
「ここ、いいな」「あ、あそこもいい」
なんて、上機嫌でサイトを物色。

しばらくして、
芝生が青々とした、感じのいい場所を発見します。

「今日はここをキャンプ地とする!」

心の中で高らかに宣言し、
テントを張りたかったので、
少しだけ車を端に寄せて停めました。

……今思えば、ここがすでに失敗の入り口。

よく見れば分かったはずなんです。
でも、上機嫌だったのぶるさんは、
肝心の「足元」への注意を、すっかり忘れていました。

車から意気揚々と降りた、その瞬間。

ズボッ。

キャンプ一歩目で、水没

アヒルは上機嫌で泳いでましたわ

そこはちょうど、くぼみができていた場所でした。
雨で水が溜まり、
枯れた芝生が薄い膜のように張っていたんです。

キャンプ地に降り立った、記念すべき一歩目。
まさかの「ズボッ」。

靴はしっかり水没。
ズボンも、見事に水浸し。

さすがののぶるさんも、言葉が出ませんでした。

「…………えぇぇぇ……」

キャンプ一歩目でこれ。
テンションは、きれいに地面と同じ高さまで落ちました。

正直、そのあとの設営をどうやったか、
あまり覚えていません。

焚き火が、いろいろ乾かしてくれた

焚き火でもけっこう乾くの初めて知った。

ただひとつ、はっきり覚えていることがあります。

ズボンと靴を、
焚き火で必死に乾かしていたこと。

炎を眺めながら、そのとき悟ったんです。

「キャンプ地選びは、
車の上じゃなくて、自分の足でやろう」

あの一歩目の失敗があったから、
今は足元をよく見るようになりました。

たぶん、こういう失敗があるから、
キャンプは少しずつ上手になっていくんでしょうね。

焚き火の前で、ふと思い出した夜

なんで急にこの話を思い出したかというと、
今、焚き火をしていたら、雨が降ってきたからです。

まあ、こういうキャンプも悪くない。
でも、火を眺めているうちに、
あの「ズボッ」が、ふっと頭に浮かびました。

今となっては、いい思い出……かどうかは分かりません。
ただ、確かに教訓にはなっています。

皆さんにも、
そんな失敗の思い出、ありますか?

あったら、焚き火の前ででも教えてください。

また、どこかの焚き火で。

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