どうも、イケオジ風観光案内人のぶるさんでございます。
藤沢池キャンプ場での焚き火、そして松ぼっくり事件(?)を経て、ようやくたどり着いたのが今回の目的地「遥照山温泉」。
キャンプの余韻を抱えたまま、体の芯に残った疲れをゆっくりほどいてくれる、山あいの静かな温泉です。
遥照山温泉へ向かう道のり
遥照山温泉へ向かう道は、途中までは道幅も広く、山道に慣れていない方でも比較的安心して登ってこられる印象です。
ところが、ある地点を過ぎたあたりから、急に「お、ここからが本番か?」という峠道らしい雰囲気に変わってきます。
その名のとおり、遥照山はしっかりとした“山”。
標高が上がるにつれて空気も変わり、視界に入ってくる景色も、少しずつ表情を変えていきます。
のぶるさんの愛車は軽四。
スピードなんて出るはずもありませんが、気分だけはイニシャルD。
とはいえ、ガードレールに一切かすらない、マージンたっぷりの余裕運転で進みます。
この男に「走り屋」という文字は、どう考えても当てはまりません。
何が言いたいかというと――
焦らず、ゆっくり、気をつけて登ってくださいね、ということです。
この道、何度か通っているのですが、来るたびに感じるのは「四季でまったく表情が違う」ということ。
春は新緑がやわらかく、夏は濃い緑が山を包み、秋には木々が色づき、冬になると空気が一気に澄んでくる。
登ってくるだけでも、その季節らしさをしっかり味わわせてくれる道なんです。
以前、2月ごろに子どもたちと一緒に来たことがありました。
そのとき、ふと側溝に目をやると、何やら小さく動く影が。
車を降りて近づいてみると、そこにいたのは、ちっちゃなうさぎさん。
これには、まだ小さかった子どもたちも大興奮。
「かわいい!」「動いた!」と大騒ぎです。
一番下の三女に至っては、真顔で「連れて帰る」と言い出す始末。
実はのぶるさんも、ほんの一瞬ですが
「……連れて帰ってもええかな」
なんて思ってしまいました。
しかし、その瞬間、脳裏に浮かんだのは会長(妻)の顔。
あぁ、これは完全に懲戒解雇案件やな、と即座に察しましたね。
もちろん、うさぎさんはそのまま自然へ。
でも、あの出来事が象徴しているように、遥照山はそれくらい自然が近く、豊かな場所です。
温泉へ向かう“ただの道のり”が、
ちょっとした思い出になる。
そんな山道を抜けた先に、遥照山温泉はあります。
静かな山あいに佇む、素朴な温泉施設

山道を抜けると、ひっそりと姿を現す遥照山温泉。
派手さはありませんが、周囲の自然とすっと馴染んだ、落ち着いた佇まいです。
受付に入ると、柔らかな雰囲気のスタッフさんが迎えてくれました。
料金はワンコイン、500円。
このご時世にこの価格設定、ありがたいという言葉しか出てきません。
館内も派手な装飾はなく、必要なものがきちんと揃った素朴な空間。
登山客や地元の方に長く愛されてきた場所なのだろうな、という空気を感じます。
ワンコインで味わう、ちょうどいい湯
体を洗い、いざ湯船へ。
ちょうど先客の方がいらっしゃいましたが、ほどなくして出られ、まさかの貸切状態に。
湯気がふわりと立ちのぼる湯船に身を沈めると、思わず「ふぅ……」と声が漏れます。
熱すぎず、ぬるすぎず、本当に“ちょうどいい”。
泉質はアルカリ性単純温泉。
湯あたりはやわらかく、肌を包み込むような感触で、いわゆる“美肌の湯”と呼ばれる理由にも納得です。
体の奥に溜まっていた疲れが、静かにほどけていく感覚。
派手な設備がなくても、湯の力だけで十分だと思わせてくれます。
キャンプ帰りに沁みる理由
キャンプは楽しい。
でも、焚き火の準備、設営、撤収と、意外と体はしっかり動かしています。
特に寒い季節は、無意識のうちに体がこわばり、肩や腰に疲れが溜まりがち。
そんな状態で温泉に浸かると――
「あれ? 体、溶けてない?」
と思うほどの開放感に包まれます。
外の冷たい空気と、湯の温もりが交わる瞬間。
頭の中のスイッチが、ふっとオフになるあの感じ。
キャンプ帰りに立ち寄る温泉として、遥照山温泉は本当に相性がいい場所だと感じました。
体が軽くなった先に見えた、次の探訪地

しばらく無心で湯に浸かりながら、次はどこへ行こうかと考えるのぶるさん。
ふと頭に浮かんだのが、ほど近い場所にある「岡山県立天文台」でした。
体も心もすっかり軽くなった今なら、夜空を見上げる時間も、きっと心地いいはず。
遥照山温泉は、そんな“次の探訪”へ背中をそっと押してくれる場所でもあります。
では、次の探訪でお会いしましょう。



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